仙酔峡から阿蘇山の中岳・高岳へ

 5月24日 日本百名山のひとつ阿蘇山に登る。阿蘇山という名前の山はなく、最高峰の高岳をはじめ中岳・根子岳・杵島岳・烏帽子岳の五つの山々を総称して阿蘇山と呼んでいる。その阿蘇山を酔水峡登山口~中岳~高岳~中岳~砂千里~阿蘇山西駅へと歩いてきた。

                    阿蘇山のスケールの大きな景観 (クリック 拡大)
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 今回は、23日夜にフェリーで大阪南港を出発し24日に阿蘇山を登り25日の朝に大阪南港に帰着するという日程。ハードかと思えた日程もフェリーでくつろぎ、ぐっすりと眠ることもできたため楽チンな山旅だった。

                           大阪南港からフェリーで
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 満開のミヤマキリシマを楽しみにしてきたのだが、ここ何年か火山性ガスが強くて、どこも枯れたような状態で愕然とする。(枯れたように見えるがミヤマキリシマは火山性ガスにも強く枯れることはないらしいが・・・)

                                仙酔峡の登山口
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                             満開の花園のはずが・・・・
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 仙酔峡登山口から今は動いていないロープウェイ沿いに登ります。仙酔尾根と違って遊歩道として整備されたなだらかな登山道ですが、登るにつれて周りの風景は火山岩の赤茶けた荒涼としたものに変わってきます。(仙酔尾根を登りたかったがツアー行動だったので・・・) とりあえずはロープウェイの火口東駅跡を目指します。火口東駅跡まで登山口から約1時間30分近くかかりますが、あたりの荒涼とした風景とは裏腹に眼下には阿蘇のカルデラ台地と外輪山の素晴らしい光景が展開していました。

                         本当は仙酔尾根を登りたかった
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                 右から 火口東駅跡~中岳~高岳を望む (クリック 拡大)
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                        眼下に広がる阿蘇カルデラの風景
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                   登るにつれて鷲ケ峰・虎ケ峰の岩峰に圧倒されます
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                       約1時間30で火口東駅跡に到着
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 火口東駅跡で昼食を摂ったあと、火山礫の中の道を所々に設置されているコンクリートの避難壕をやり過ごし中岳へ向かいます。歩きはじめて20分ほどで中岳火口東縁の展望所に出ます。そこには、火の山の活ける光景がダイナミックに展開しています。噴煙を上げる火口の向こうには観光客でにぎわう火口西方面を、その向こうには草千里を望むことができた。

                         火口東駅から稜線までの登山道
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                                稜線に出る
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                   これぞ阿蘇山のダイナミックな光景 (クリック 拡大)
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 稜線へ出ると風が強いかもと聞いていたがそうでもない。風が強く風向きによっては火山ガスのため登山道が閉鎖されることもあるとのこと。右手に火口群を左手に大いなる阿蘇カルデラを、そして前方に赤茶けた山肌の中岳・高岳を見据えて歩を進めると、稜線に出て30分ほどで標高1506mの中岳山頂に到着です。阿蘇山のシンボルの火口と噴煙が一番良く見えるのは最高峰の高岳よりも中岳で、これが日本かと思うような素晴らしい光景が広がっている。

                          右手に火口群と砂千里を
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                           左手に阿蘇カルデラを
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                         中岳とその向こうに高岳を見て
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                              中岳の山頂直下
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                           標高1506m 中岳の山頂
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                      中岳山頂からの火口群 (クリック 拡大) 
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                     中岳からの砂千里を見下ろす (クリック 拡大)
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 阿蘇山という山はないが通常、阿蘇5岳最高峰の高岳を指す。砂千里へ下山するので中岳にザックを置いて高岳へ向かう。中岳から高岳までは約20分で行ける。高岳が標高1592mで一番高いが山頂からの眺望は中岳山頂のほうが雄大で素晴らしい。

                             最高峰の高岳へ向かう 
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                            高岳山頂(標高1592m)
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                     高岳から中岳方向を望む (クリック 拡大) 
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 中岳山頂の手前から南に長く延びた尾根ルートを砂千里の方へ下って行きます。右下には、月面とクレーターを思わせるような砂千里の荒涼とした風景が広がっています。反対に左には、中岳・高岳とは対照的に山肌が緑に被われた根子岳の特徴的な山容と外輪山の向こうに、少し霞んでいるが九重の山並みを目で追いながら進みます。

                  この尾根を右から左へ下って行きます (クリック 拡大)
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                        右下に砂千里を (クリック 拡大) 
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                             左方向に根子岳を 
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 長く延びた尾根の先から砂千里へは火山礫の滑りやすい急坂を砂千里へ慎重に下って行く。今回の山行で一番の難所だが、これを登ることを思えばそれほどでもないか・・・・  急坂を下りきったところが砂千里で、砂千里の真ん中を砂埃をまき上げながら進めば阿蘇山公園道路に合流し、修学旅行生の一団と「こんにちは」の挨拶を交わしながら帰りのバスが待っている阿蘇山ロープウェイ西駅に帰り着いた。

                               急坂を砂千里へ
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                  砂千里から辿ってきた尾根を見上げる (クリック 拡大)
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                            砂千里の真ん中を進む
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                       阿蘇山公園道路をロープウェイ西駅へ
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                        僅かに咲いていたミヤマキリシマ
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          「やまの足跡」ホームページ   http://www7b.biglobe.ne.jp/~yamanoasiato/
                                                             

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この記事へのコメント

2014年06月01日 19:02
弾丸フェリーですね(^_^)
自分も21日に仙酔尾根から登って高岳、中岳の周回コースしました。
とても寒く、ガスガスで中岳からロープウェイ方向の下山ルートがわからないほどでした。
何時ものように下山すると晴れてましたがミヤマキリシマ残念でしたね。

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