憧れの槍ヶ岳へ①(上高地~グリーンバンド)

 7月25日から二泊三日で憧れの槍ヶ岳槍沢ルートを登ってきた。上高地バスターミナル到着が午後2時頃になるため、一日目は横尾山荘泊まりとなった。距離的には上高地から槍ヶ岳までの約20Kmの中間点となるが、次の日のことを考えれば3分の2の位置にある槍沢ロッジまで行きたいところ。長梅雨の予想が例年並みに梅雨明けとなって河童橋からの穂高・明神の眺めも申し分なく憧れの槍ヶ岳への期待がいっそうふくらむ。

                              憧れの槍ヶ岳へ
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 梓川沿いに川向こうに明神岳の鋭鋒を、川奧に蝶ヶ岳のたおやかな山容を遠望しながら、約1時間の等間隔で明神、徳沢、横尾と進む。一日目は、上高地から横尾まで約10Km、3時間の上高地散策だった。(関西を朝に出発しては横尾までが限界か・・・・)山小屋らしからぬ瀟洒な外観をした横尾山荘は、広い風呂もあって翌日に備えて体をゆっくりと休めることができた。

                          槍沢ルートの出発点の上高地
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                           梓川沿いに明神岳を見て
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                         川奥には蝶ヶ岳も見えていました
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                                徳沢を経て
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                         上高地から3時間で横尾に到着
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                            夕暮れ時の穂高の山々
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                            朝日に映える穂高の山々
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 横尾は、涸沢・奥穂高方面と槍ヶ岳方面との分岐、橋を渡らずに川沿いを進む。朝5時30分の出発で、横尾山荘前から眺めるモルゲンロートに輝く山々に神々しいものがあった。 今日は、横尾山荘から槍沢ロッジ、天狗原分岐を経て槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳山頂を登り詰める。歩行時間約8時間、休憩等を含めれば約10時間にも及ぶ登り一辺倒の長丁場となる。横尾から槍沢ロッジまでは、しばらく平坦な道が続き、このあたりで唯一槍ヶ岳を垣間見ることができるその名も槍見河原を過ぎたあたりからなだらかな登りとなって休憩ポイントの槍沢ロッジに到着する。

                         横尾山荘前は、穂高と槍の分岐店
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                      槍の穂先を垣間見ることができる槍見河原
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                              槍見河原の水の流れ
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               昨日のうちにここまで来ることができれば今日が少し楽なのだが
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 槍沢ロッジから先でやっと本格的な登山道となる。 灌木帯のやや急な登山道の中を登って行くとテント場のあるババ平に出る。 ここから先少しは沢沿いのなだらかな道となって水俣乗越分岐に至る。ここらあたりまでくると槍沢の懐深くまで入り込んできた実感を抱く。

                           本格的な登山道となってくる
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                               水俣乗越分岐
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                        槍沢の懐深く入り込んだ実感がする
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 今年は例年になく残雪が多く、水俣乗越分岐の先から雪渓があらわれる。例年ならば槍沢の最上部のあたりで残っていてアイゼンも必要としないことが多いらしいが、白馬の大雪渓を彷彿させるような見事な雪渓が続くこととなる。用意してきたアイゼンを装着して雪渓を直登して行く。

                          白馬の大雪渓を彷彿させる
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                        雪渓をアイゼン装着して直登する
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                           登ってきた雪渓を振り返る 
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 この先も何カ所かの雪渓をトラバースして進む。バランスをくずして足を滑らせれば何百メートル下へという箇所が続く。

                     直登の雪渓をやり過ごしてアイゼンをはずす
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                            天狗原分岐で一休憩
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                           何カ所かの雪渓を横切って
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 天狗原分岐から槍ヶ岳山荘までまだ3時間ほどかかるという。高度も高くなった急坂をただただ黙々と登って行くしかない。精神的に一番キツイところかも知れない。最後の水場となる水汲沢を過ぎ、一段登ったところに広い場所があり休憩することに。ここがグリーンバンドといわれる場所らしい。人間、休憩すればついついきた道をふりかえり眺めが良ければそれに見とれてしまう。登ってきた槍沢のはるか向こうには百名山のひとつの常念岳とそれに連なる蝶ヶ岳の山並みが素晴らしかった。ところがところが、しばらくして身体の向きを変えると何と何と槍ヶ岳の穂先がそこに見えているではないですか。あの憧れの穂先が・・・・・・  現金なもので槍の穂先を目の当たりにすると、それまでの疲れが吹き飛び、俄然元気がでてくるから不思議なものだ。よし!踏ん張りがんばろうと。

                   グリーンバンドからの常念岳方面 (クリック 拡大)
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                           突然に槍ヶ岳が姿を現す
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                           憧れの穂先がすぐそこに 
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この記事へのコメント

2014年08月02日 10:03
大変参考なりました。
私達も9月中頃の好天気日を見て訪れる予定で既に関西出発から下山時刻まで予定表は作成済みです。今年は残雪が多いのは知ってましたが、ホント白馬の大雪渓の様ですね。雪渓歩きでは落石が一番怖いですからね。此の後の記事を楽しみにしています。

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